2007年10月22日
琉球ガラスの作り方-道具編-4.リン
「リン」って聞いても、どんな道具か想像できないですよね。
どうしてこんな名前になったんでしょうかね。
この鉄のお椀のような道具、リン。
琉球ガラスを作る上で職人さん達にとって欠かせないものの一つだと思います。
吹いて作る製品は必ずといっていいほど使われているような気がします。
最初の小さな玉を作るとき。そしてその上に硝子をさらに巻いたとき。
写真のように形を整えるために使われるんだと理解しています。
でもよく見ていると、作るものによってリンに対してのサオの角度がいろいろ違うような気が・・・
ただ形を整えているだけではないのかなぁ?
(2007.10.25)
若手職人さんからのコメントがありました。
日誌当番の間違いをわかりやすく説明くれています。
コメントをどうぞご覧あれ。
Posted by 日誌当番 at 10:48│Comments(1)
│琉球ガラスの作り方
この記事へのコメント
りんの用途は、ガラスの形を整えるだけでわなく、ガラスを冷まして温度差をつけるためにも使います。ガラスは、冷めている部分は膨らまず、暖かい部分から膨らんでいくので、その温度差を利用して厚みを持たせたり、うすく伸ばしたり、自由に成形できます。
リンには種類があり、今回掲載してる物は鉄リンです。他に、紙リンと木リンがあり、基本的な用途は一緒ですが、ガラスのつや、冷めるスピード、成形の自由度などがそれぞれ違うので場面に合わせて使用します。
リンには種類があり、今回掲載してる物は鉄リンです。他に、紙リンと木リンがあり、基本的な用途は一緒ですが、ガラスのつや、冷めるスピード、成形の自由度などがそれぞれ違うので場面に合わせて使用します。
Posted by 若手といっても28歳 at 2007年10月25日 20:19