てぃーだブログ › 琉球ガラス

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Posted by TI-DA at

2009年01月29日

KURE 5-56 じゃないんです。

錆びついたネジを回すとき、シューッとスプレーするのは KURE 5-56
内地のホームセンターなどでは必ずといっていいほど売ってますよね。お手ごろ価格で。

沖縄ではKURE 5-56ってあまり見かけないんです。
お店に置いてあっても内地に比べてすごく高い!

じゃぁ沖縄では何を使っているかというと、これ、WD-40



アメリカ製です。
さすが、OKINAWA。

  


Posted by 日誌当番 at 14:13Comments(2)村役場日誌

2008年09月18日

HIDE~O!

イチローが大リーグ記録に並ぶ8年連続200安打を達成しましたね。
イチローといえば、日本を代表するメジャーリーガーです。
メジャーリーグといえば、日本人によるメジャー挑戦の扉を開けたのは野茂英雄です。


ところで、


琉球ガラス村では店内の音楽に有線放送のI38 オキナワン・ポップスを流しています。
 (現在店内で流れているのはこちら
このチャンネルは、沖縄出身や沖縄を拠点に活動するミュージシャンの曲を流しています。


そんな琉球ガラス村の店内ですが・・・・


昨日のことです。店内に
 ♪♪ ヒデッ、ヒデェ~ェ~ェオ、NOMOが投ぁ~げればだいじょ~ぶ。
と流れ始めました。野茂がメジャーデビューの年によく聞きませんでしたか?

えっ!?どうしてこの曲「野茂英雄のテーマ HIDE~O」が、沖縄と関係があるの!?





どうして?




なぜ?





それは、この曲を歌っているのが沖縄を拠点にするバンド、DIAMANTESなんです。

DIAMANTESの曲は沖縄でテレビ・ラジオを見聞きしていれば、CMで聞かない日はないというくらい。ボーカルのアルベルト城間さんはCMに出演するだけでなく、沖縄ローカル番組にも出演していたり、このブログでも紹介した沖縄県産映画「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」にも俳優として出演するなど、沖縄ではチョー有名人です。



ネタのつなぎ方やひっぱり方が若造さんに似てきたと思いません?



ちなみに、この有線放送のI-38チャンネル、沖縄のヘビィメタルバンドの曲もかかります。
琉球ガラス村の店内にはちょっと合いませんが、そのときにはご容赦を。  


Posted by 日誌当番 at 16:02Comments(2)村役場日誌

2008年09月17日

琉球ガラスの作り方-番外編(コーラとバヤリース)

るつぼ換えは大変な暑さの中、熱い炎との格闘です。たくさんの汗をかきます。
(るつぼ換えについては琉球ガラスの作り方-設備編-前編後編を。)


作業を終えて一息、のどを潤したいですよね。


るつぼ換えのあとは、これ!



「ペプシコーラ」じゃだめなんです。「コカ・コーラ」なんです。
「Qoo とってもオレンジ」じゃだめなんです。「バヤリース オレンジ」なんです。
「バヤリース アップル」じゃだめなんです。「バヤリース オレンジ」なんです。

なぜ、コカ・コーラとバヤリース オレンジなのかと聞かれても困ります。
昔からそう決まっているんです。

作業の後、これをみんなで飲むんです。  


Posted by 日誌当番 at 14:44Comments(4)琉球ガラスの作り方

2008年09月11日

琉球ガラスの作り方-設備編-るつぼ換え(後編)

前編からの続きです。



さて、旧い坩堝を取り出した後は新しい坩堝を設置します。


新しいるつぼは、窯と同じ温度の別の炉の中で半日ほど焼きます。




炉の扉を開けて、いよいよ取出しです。




旧い坩堝を取り出したときと同じ台車で溶解窯へ運びます。
(後方には、どこかで見たことがある人が・・・)




目の前を通過する新しい坩堝。半日焼かれているので、真っ赤です。
写真を撮っている私の目の前を通過していくのですが、熱が遠くからでも迫ってきます。
まさに「迫ってくる」という表現がピッタリだと思います。




溶解窯に設置します。




バールで坩堝の位置を微調整します。




熱を避けるために上半分を隠します。
この道具、最近になって投入されました。もちろん、自作です。
これだけでも、作業的には以前よりかなり楽になるそうです。



坩堝の口を残して周囲をふさぐために、耐火煉瓦を積み上げていきます。




レンガとレンガの間に詰めるセメントは、ナント!手でつけていくんです。
一度崩れてしまうと、この熱さ。あとやり直しの処置が大変なので、大事な作業は手作業になってしまうのかもしれません。




どんどん耐火煉瓦を積み上げていきます。




坩堝の口をふさいで、レンガのかけらやセメントなどが中に入らないようにして、周囲を丁寧にレンガで塞いできます。




きれいに整えて完成です。


どうでしたか?
まさに、炎や熱との格闘ですよね。
琉球ガラス村の溶解窯には10個の坩堝があって、1つの坩堝は1ヶ月ほどで交換時期が来てしまうので、毎週のようにるつぼ替えがあります。

  


Posted by 日誌当番 at 09:24Comments(1)琉球ガラスの作り方

2008年09月10日

琉球ガラスの作り方-設備編-るつぼ換え(前編)



さて、この職人さんたち、暑いのに長袖・長ズボン、さらに顔を覆って何をしようというのでしょうか。

今回は、溶解窯の「坩堝(るつぼ)」の交換です。
坩堝は溶解窯の中に設置されて、ガラスの原料を入れて溶かす器です。
琉球ガラスはガラスの色の種類が多く、当然ながら色毎に坩堝を分けて溶かすので、溶解窯に設置される坩堝の数も多くなります。
坩堝は耐火煉瓦と同じような材質でできているため、割れたりするので交換をしなければなりません。

上の写真は坩堝の交換作業をする職人さんたちの服装。1,300℃を超える溶解窯に近づいて坩堝を交換するので、熱を避けるために暑くてもこんな格好をしなければならないわけです。



まず、坩堝の周りの耐火レンガをバールのようなもので壊していきます。




耐火煉瓦が崩れていくとだんだんと溶解窯の炎が見えてきて、作業する職人さんたちを赤く照らすようになります。




耐火煉瓦がほぼ取れて、坩堝全体が見えるようになってきました。




きれいに耐火煉瓦を取り除いて、坩堝を取り出します。




取り除いた耐火煉瓦は真っ赤です。




取り出す際には写真のように丸太を取り付けた台車を使い、丸太の先を坩堝の口につっこんで引っ掛けるようにして取り出します。




取り出した坩堝は真っ赤。落とさないように慎重に工房の外へ運び出します。




工房の外へ運び出した坩堝は、冷めるまで待ってから処分します。
この写真を撮影しているときも、坩堝の熱が顔に迫って来る感じです。




坩堝を運び出した後の溶解窯。火柱が立っているのが見えます。


後編に続く  


Posted by 日誌当番 at 12:52Comments(0)琉球ガラスの作り方