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2008年04月17日

沖縄の苗字の難しさ

苗字って地域によって特徴が出るものですよね。
沖縄にもそんな苗字がたくさんあります。

たとえば・・・
先日、センバツで優勝した沖縄尚学の比嘉(ひが)監督、西銘(にしめ)キャプテン。
琉球ガラス村の職人さんだと、平良(たいら)さん、慶留間(げるま)さん。
どなたの苗字も沖縄では一般的な苗字なのですが、日誌当番が沖縄に住み始めたころは読めませんでした。

で、最近、もっと難しいと思うのはこの二つ。
 新垣さん
 玉城さん

なぜかって?


新垣さんには、「あらがき」、「あらかき」、「しんがき」の3つの読み方があるんです。
玉城さんには、「たましろ」、「たまき」の2つの読み方が。

さらに、この2つの苗字、沖縄ではトップ10に入るような苗字なんです。
そんな苗字に読み方がいくつもあるとなると、県外出身者は戸惑うばかり。


でも、沖縄の人たちも「あの人、『たまき』、『たましろ』どっち?」なんて会話してます。



ちなみに、私の近所に住んでるみんなから『たまきさん』と呼ばれている玉城さん。
この玉城さんの弟に「たまきさん」と呼ぶと、「私、『たましろ』です。」との答え。
この玉城さんの子供に聞いても、「オレんち、『たましろ』だよ。」
私の周囲の人に再確認してみると、「えっ?『たまき』でしょ。」

・・・?

で、この玉城さん本人に聞いてみると、
「『たましろ』では呼びづらいだろうから『たまき』で通してる。」
とのことでした。



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Posted by 日誌当番 at 10:43│Comments(0)村役場日誌
 
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