2007年10月24日
琉球ガラスの作り方-道具編-5.新聞紙
特殊なものでもなんでもなく、ごくごく普通の新聞紙です。
水に浸けて十分に水分を含ませてから使います。
沖縄ですのでもちろん、沖○タイムス or 琉○新報?
これまで紹介した琉球ガラス職人さんが使う道具の中でガラスに触れさせて形を整える道具としては、ハシとリンがありました。陶芸と違って琉球ガラスの製造段階ではガラスは非常に熱いため手で触れることができないのでこうした道具を使うのですが、この新聞紙という道具は手で触れる感覚に近い道具といえるのではないでしょうか。
大きなものを吹くときには新聞紙を下において、写真のようにも使います。
(2007.10.25)
またまた、若手職人さんがコメントしてくれています。
職人さんならではのコメントです。ぜひぜひ参考にしてください。
Posted by 日誌当番 at 22:48│Comments(2)
│琉球ガラスの作り方
この記事へのコメント
道具編4で少し説明した、紙リンという道具です。
他のリンに比べて、素材が軟らかいため色々な形に成形できます。
使う前にあらかじめ黒くなるまで焼いて、水をつけながら使用します。
水をつけなかったり、黒くなるまで焼かず使用すると、ガラスの表面に白い汚れがついて取れなくなります。
他のリンに比べて、素材が軟らかいため色々な形に成形できます。
使う前にあらかじめ黒くなるまで焼いて、水をつけながら使用します。
水をつけなかったり、黒くなるまで焼かず使用すると、ガラスの表面に白い汚れがついて取れなくなります。
Posted by 若手に見られない若手 at 2007年10月25日 20:29
コメント追加します。
なぜ新聞を使うのか?トイレットペーパーじゃだめなの?
実は新聞のインクの油分がガラスを滑りやすくするため、回転しやすいため新聞が使われる。
なぜ新聞を使うのか?トイレットペーパーじゃだめなの?
実は新聞のインクの油分がガラスを滑りやすくするため、回転しやすいため新聞が使われる。
Posted by 若手に見られない若手 at 2007年10月25日 22:42